H・K君(高3)のお母さま

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いつもお世話になり有難うございます。
一日早いのですが、卒塾にあたりお礼の気持ちをお伝えしたくメールさせていただきます。

Kは神尾塾で平成25年の9月からお世話になりました。
その頃は自分では頑張っているのに勉強についていくことが出来ないKに、親として出来る事は何なのかと悩んでいる時期でした。
神尾先生にご連絡をさせていただき、初めて塾に伺った日に2時間以上にわたり、今までのKについてや私の思いを聞いていただいたのをこの間のように覚えています。
こんな深くお話を聞いて下さったのは後にも先にも神尾先生だけです。そして私の思いをお伝えしたいと思った方も神尾先生だけです。
その時からこの先生にKをお願いしたいという思いで今までお世話になってまいりました。

平成28年3月の中学卒業時にお送りさせていただいた私自身の文を振り返りますと
神尾塾の「一人ひとりに向き合う 人間をつくる」のお教え。これこそが一番大切なことであり、これからの息子の未来に見えてくると思います。
神尾塾で自分の個性を理解し、考える力を学んだ息子はこれから困難な道になったとしても、自分で切り開いていく力を持っていると私は信じています。
などの文がありました。

それから約三年後の今、漠然としていたその頃の思いが形になってきたのではないかと思います。
これは神尾先生のご指導のお陰だと本当に感謝しております。
この子は高校生になれるのか…と心配していたのがアクティブスクールというものをお教えいただき、K高校で自分の居場所を見つけて大学に進むところまできて嬉しく思います。

他の方からみたら当たり前かもしれませんが私にとっては夢のようなことです。
当たり前が当たり前でないことをしっているからこそ、親子でここまで歩んでこられた事は言い表せないほど幸せです。
大学進学に至るまでも就職、専門学校と悩む中でも神尾塾で考える力を学ばせていただいたことがとても大きかったと思います。
これから大学・就職と困難は多々あると思いますが、親はいつまでもサポート出来る訳ではありません。

神尾塾で学校の勉強以外にも人にとって必要なことを学ばせていただいことはこれからもKと私に大きな力となります。
人が一生の中で出会い関わることができる数には限りがあります。その中で神尾先生と出会わせていただき道が見えてきました。
人よりゆっくりでもいい、少し違ってもいい。時に自分の個性を武器に、歩んでくれると信じています。

神尾先生には度々私の体調にもお気遣いいただき感謝しております。
神尾先生が大阪に行かれてからのご発展をお祈りいたします。

また、距離は遠くなりますが、今後とも神尾先生とのご縁を続けさせていただけたら幸いです。
お伝えしたい気持ちがあふれ、まとまりのない文になってしまい、申し訳ございません。
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H・K君は5年半の通塾で、現在最も古株。神社社務所の時代を知っている数少ない現役生徒の一人となった。
中1の入塾以来、私がH・K君に対して叱るような場面は一度も無かったし、気を揉ませるような出来事も一度もなかった。むしろ、H・K君は自分で進路を常に考え、悩み、模索し、同時に行動してきた。高校2年、パソコンのスキルが必要と思えば高根のパソコン教室に通い、高校3年になってボランティア経験が必要と思えば自ら福祉施設に飛び込んだ。生徒会活動も経験し、物怖じすることなく、正々堂々と高校生活を貫いた。そして、誰かに言われたから、ではなく自らの試行錯誤の末に、社会福祉士になるという希望を自ら見出した。困っている人を救いたい、という理想と共に。困難を自分なりに乗り越え、H・K君はこの理想を実現すると思う。

尚、今回の塾の移転に際して、彼が現地での作業に同行することになった。同行といっても私とは現地集合・現地解散でK君にとっては往復異なるルートでの一人旅になる。またひとつ、糧となる旅になるのかもしれない。